どうもどうも、お久しぶりです、とちこです。
なにかとバタバタしておりまして、ブログからも遠ざかっておりました。
今日、2019年4月30日で平成も終わりますね。
今回の記事は精神障害者として平成を生き抜いた(?)私の記録をお届けします。
結論から言うと、私の精神障害者生活は、幸せです
私は、平成18年、23歳の時「統合失調症」と診断されました。
薬で幻覚や幻聴はすぐにおさまりましたが、毎日眠気との戦いだった気がします。
というか、ずーっと寝てました(笑)。
でも、この寝ることは私の人生の休息期であり、これがあったから、割と回復が早かったのではないかなと思います。
その後結婚。
平成22年には男子を出産しました。
翌年離婚しましたがね(汗)。
私は、自分の精神障害生活を振り返ると、
・良い医師と出会えた
・家族の病気への理解が深かった
・息子という人生における心の支えが生まれて生きることに希望が持てた
これらの理由から、とても充実した、よい月日を過ごせたなと思っています。
なぜなら、たとえ精神障害があっても、自分の気持ちの持っていきかた次第でとても楽しく人生を過ごせると言うことに気づいたからです。
なぜ私がこんなにポジティブになれたのか、次章ではそのお話をしようと思います。
離婚後、私の人生を変えるようなパートナーとの大きな出会いがあった
離婚後、私は就職したわけですが(平成23年だったかな?)、
そこである男性と出会います。
その方は、毎日とても明るく、時に落ち込むこともあるけれど、常に自分の芯をきちんと持ったような、そんな人でした。
当初、私は「どうせ私なんて…。」「私が悪い…。」とかなりネガティブでした。
しかし、この男性と出会って、仕事のノウハウを教えてもらうことはもちろん、日常生活においても大きな影響を与えてくれ、
そしてお付き合いが始まって、言われたことがあります。
自分は自分でしか変えれないよ!
最初は半信半疑でしたが、とにかく以下のことに気をつけました。
・人の悪口を言わない(なにか気に入らないことがあったら、陰でこそこそいうのではなく、直接本人に注意をするなど)
・とにかく何事も良い方に捉える(失敗を引きずらないなど)
・ポジティブに物事を捉える(自分が病気になったのも、病気になれたからこそ彼と出会えた!これは運命!など)
そうしたら、なんだかものすごくとちこはポジティブな人間へと成長していったのです。
そりゃ、落ち込むこともありますし、寝込むこともあります。
人間だれしもそんなときありますよね。
そんな自分を受け入れて、自分に優しくなることが大切だと思います。
こんなに自分がキラキラと輝く生活を送ることができるようになったことは、
彼のおかげだと思っています。
彼が私の考え方を変えてくれました。いや、変わったのは自分ですけどね。
私も、こんな自分になるのには、随分と時間がかかりましたが、それでも今こうやって幸せに暮らしていて、
自分の人生、精神障害があっても満足しています。
ポジティブシンキングは自分を裏切らない!
最後に、精神障害とうまく付き合っていくためのポイントをおさらいしておきましょう。
決して無理をしない
精神障害を持つ方にとって無理は絶対に禁物です。
疲れを感じたら、いや、疲れを感じる前に、しっかり休息しましょう。
でも、この「自分の限度」を計るのはとても難しいですよね。
私も随分と苦労しました。
とにかく、
毎日規則正しく生活することが大切だと思います。
規則正しく生活することによって、自分の疲れや心の乱れが現れた時、「あ、なんだかいつもと違うな。」と感じて休みを取りやすくなります。
最低限度の生活をしっかりと送る
先ほど、規則正しく生活すると言いましたが、
まだ社会で仕事をすることが難しいと言う方は、家事を適度に頑張りましょう。
食べること、眠ることは人生の基本です。
それをきちんと行えることによって、社会復帰への第一歩へと繋がると私は思っています。
頑張らなきゃという概念を捨ててポジティブに毎日を過ごす
これは気持ちの持ち方の話なんですが、
「頑張らなきゃいけない!」という概念は捨てた方が良いです。
ゆっくり、亀ペースでいいんです、のんびり気持ちを持ちましょう。
そして、ポジティブに考えるように心がけましょう。
ポジティブシンキングは裏切りません!
もう一度言います、病気になったからといって、人生終わったわけではありません。
ただ、精神障害という一種の個性を身につけただけです。
自分の考え方次第で、毎日楽しく過ごせます。
充実した日々を送れます。
そう信じて、ポジティブに毎日を過ごしましょう!
むすびにかえて
さて、あと少しで「令和」時代がやってきます。
「令和」になって、私たちの暮らしは変わるでしょうか?どうでしょうか?
どうか、精神障害を持つみなさんの心が平穏にありますように。
楽しく、ポジティブに過ごせますように。
そう願ってお開きです。
さらばだ!
今年9歳になる息子はまだベイブレードにはまってます。