tochiko official blog

みんなありのままの姿で生きていいんだよ。

統合失調症の私と、高次脳機能障害の父。

暑い日が続きますね。今日は、私の父の話を書こうと思います。


高次脳機能障害の父

私の父は、この十数年で脳梗塞を3回しまして、高次脳機能障害、手帳1級、要介護1です。
目は半分視野が欠けているし、歩行も少し歩くと動けなくなってしまいます。身の回りのことが全くできないわけではありませんが、私の母がかなり手をかけています。

病気になる前はバリバリのサラリーマンでした。私が大人になるまでしっかり食べさせてくれて、大学まで通わせてくれた父には感謝しています。大学時代、私の心の不調を家族の中で最初に打ち明けたのも父でした。本当に心配してくれて、卒業して帰郷したら「心配だからもう何処へも行かないでくれ。働かなくてもいい、そばにいてほしい。」と涙を流してくれました。

そんな父ですが、今や脳がやられて少年のようです。もともと故郷が山の中で私の母と結婚して養子として我が家へ来たわけですが、カラスに石を投げてみたり、立ちション(これ許されるんですかね?)したり、我が家は畑があるのですが、忍び込んで野菜を食べたりしています。

私は統合失調症ですが、父にストレスを感じるときがあります。健常者の母でも対応に苦労するのに、心に負担を抱えた私は、父に対して嫌な気分になることは多々あります。
それでも親子なのです。次の章ではそんな父とのストレスの少ない接し方について書きたいと思います。


高次脳機能障害の父との接し方

ここでは、実際に父との暮らし方にどういった工夫をしているか紹介します。

不必要なものは片付ける

私の父は、目の前にものがあると、一通り見ないと気が済まないようです。プライベートな手帳や家計簿、日記なども、見えるところにあると、ページをめくってみたくなるようです。
ですから、不必要なものは片付けることにしています。目の前から関心があるものが消えるとその衝動は抑えられるようです。

やりたいことはとりあえずやらせる

毎日暑い日が続く今年ですが、真昼間から外にでたがります。
母は、「暑いから外に出ないで!死ぬよ!」などと怒っていますが、やりたいことはとりあえずやらせると心が落ち着くようです。5分でもいいので、外の空気を吸って、「暑いから戻ろう。」と声をかけ、家に戻して水分補給をします。
夕方『運動』と言って外を歩きたがりますが、それも私は止めません。余裕があれば一緒に歩きます。とにかく、したいことをしてしまうと納得するようです。

デイ・サービス、ショートステイを利用する

デイ・サービスに行くと、きちんとケアしていただけるので、こちら(見守る家族)としては安心して、自分の時間を過ごせます。離れることも大切です。父のいない間に、掃除をしたりします。特にトイレは、父は立っておしっこをする派で座ってするように言ってもきかないのでかなり汚れます。デイ・サービスを利用している間に綺麗にしておきます。

ショートステイで数日お泊まりすることもあります。私の父は元気なときから社交的だったので割と外に泊まりに行くのを嫌がらないので良かったです。


まとめ

父が発病した当初は右も左もわからず、どう接していいかわからなくて、私もかなり混乱しました。母の方が父と接する機会が多いので、そのストレスは計り知れないと思います。私は、父の顔を見るのも嫌で、父の実家に泊まりに行かせたこともあります。ひどいことをするとお思いでしょう。しかし、実際に障害があるもの同士が一緒にいると、相当なストレスです。

それでも発想の転換が必要です。私は娘として根底では父が好きですし、感謝しています。どうやったらお互い暮らしやすいかを考えることが大切です。少しの工夫で自分のストレスは減ります。

家族ですから、お互いが気持ち良く過ごせることを祈りつつ、今日の記事はお開きです。