どうも、とちこです。
これまで数々の精神障害のある方と就職の関係について記事を書いてきましたが、
ここらで一発、基本に返って、「これから一般就職をしたいと思っている精神障害のある方へのメッセージ」をまとめてみました。
最後までお付き合いくださいね。
精神障害があっても一般就職は可能である
精神障害と聞くとどんなことを想像しますか?
閉鎖病棟に入院している?
ずっと家にいる?
もしかして何か事件を起こしてしまう??
いいえ、精神障害があっても、一個人、一人の人間です。
どんな生き方であれ、自分なりの芯を持った生活をすれば、精神障害を持つ方も(「も」と言うと語弊があるかもしれませんが)、胸を張って堂々としていれば良いのです。
特に、精神障害を持つ方は「就労」に関しては、ネガティブなイメージで捉えがちです。
なぜなら、幻覚や妄想などの陽性症状は薬で改善しても、
疲れやすい、集中力が続かないなどの理由から、就労に対して自信を持てない方が多いように見受けられるからです。
精神障害のある私自身そうなのですがね。
しかし、精神障害があっても一般就職は可能です。
私自身がそれを実証しています。
私は一般就職して働いています。特に難しいことはありません。
今回その、一般就職をする時に気をつけたい三つの「あ」の法則についてお伝えします。
その① あわてない
精神障害を持つ方が、一般就職をする際に気をつけたいこと、その一つが「あわてない」です。
自分にはどんな仕事が適職か、ハローワークなどの就職説明会などに参加して色々な企業と向き合ってみるのは一つの手です。
ただ、「ここいいかも!」とかノリで受けてしまって続かなかったという例は私自身たーくさんあります。
結局思い返してみると、「自分が就職しないと子供を食べさせれない!」とか、あわてて就職先を探して引き起こしてしまったことだと思います。
まずはあわてないことです。
「いつか自分に合ったところに就職できるわ〜。」と広く大きな心で待ち構えていれば良いのです。
その② あせらない
就職が決まらないとあせりますよね。
早く就職しなきゃ!
精神障害があっても食べていかなきゃ!
年金だけに頼っていてはお金足りないし!
などなど…。
私もかつてそうでした。
私自身精神障害者なので、よく「妄想が激しい。」と言われます。
例えば、私にはパートナーがいるのですが、相手はそんなこと微塵も思っていないのに、
「仕事をしないと捨てられる。」だの、
「仕事をしないとバカにされる。」だの、
どんどん負の妄想連鎖に陥って、就職することに対してあせりが加速していきました。
そんなときは、ふと我に返ることが大切です。
「これって相手は本当に思っていること?」とか。
とにかくあせりは禁物です。
私は、今の就職先を見つけるまでに相当な時間(実質2〜3年ばかし)かかっています。
その間、様々な職を転々としましたが、ビンボーくじばかり引いていました。
とにかくあせらないことです。
その③ あきらめない
最後に一番大切なことをお伝えします。
それは、どんなことがあってもあきらめないことです。
私自身、今でもいろいろな夢や目標があります。
息子を大学まで行かせてやりたいとか、
パートナーと結婚したいとか、
本当にいろいろあります。
そのための資金作り…というよりも自分への投資として仕事をしています。
もちろん生活のためではありますが。
夢や目標を持つとワクワクしますし、何より就職することへの活力がみなぎってきます。自分の夢や目標のためにはたらくことをあきらめないでください。
むすびにかえて
三つの「あ」の法則、いかがでしたか?
「そんなの一般論じゃん。」と思った方も多いのでは?
しかし、何事も基礎固めが大切です。
私はピアノを趣味にしていますが、基礎練習のハノンを弾かないと曲が弾けません。
そうです、何事も基礎が大切なのです。
一般就職に関してもそれは同じです。
・あわてない
・あせらない
・あきらめない
この三つの基本の「あ」を実践してください。
きっとあなたにあった職場に出会うことが出来るでしょう。
私は今回、一般就職をしたいなと考える精神障害を持つ方へのメッセージを書きました。
参考になさってくださいね。
どうか精神障害を持つ方が楽しくお仕事できますように。
そう願って、さらばだ!
過去記事を貼り付けておきます。よかったら読んでくださいね♪
まだまだありますがこの辺で!
こんなのもらったら泣く←アピール笑