どうも、とちこです。
今日は、精神障害を持つ方の恋愛について考えていきたいと思います。
かなり堅苦しい話になるかもしれないので、
苦手な方は読まなくて良いですよ〜。
ひとを好きになることは自由である
前にこんな記事を書きました。
本当に、ひとがひとを好きになるのは自由だと思うんですよね。
それが、精神障害を持っていようがいまいが。
でも、ショッキングな内容が書いてある記事を読んでしまったんです。
男性の精神障害者は恋愛できない!?
それは、男性の精神障害を持つひとは恋愛できないというものでした。
確かに、20代、30代の男性はそれなりに社会的地位が必要になってきますし(女性にモテるモテないに関わらず)、
その社会的地位が男性にとって一種のブランドとなりうることもあります。
精神障害を持つ男性はどうでしょう。
確かに、病気が理由でお金もあまりないでしょうし、
生活保護を受けておられる方もいらっしゃるかもしれません。
「社会的地位の獲得」と言うものからは、程遠いかもしれません。
しかし、それでも、恋愛したいし、結婚もしたい!!と思っている精神障害を持つ男性もおられるはず…。
私はしばし考えました。
主夫、目指しちゃダメ!?
そうです、社会で働けないなら、主夫を目指しちゃダメでしょうか!?。
私は散々、家事を推奨してきました。
今や女性もバリバリ働く時代。
中には、「仕事で疲れているから家事する気にならない。」と思っている女性もいるはず…。
そういったニーズとマッチングすれば…。
しかし、この「精神障害を持つ男性、主夫化計画」には様々な問題が起こります。
まず、男性側。
どんな精神障害者の方でも、「男が食わすもんじゃ!男が儲けてなんぼ!」と昔ながらのジェンダー概念にとらわれている男性、少なくないと思います。
精神障害を持つ男性が恋愛に一歩踏み出せない大きな理由はこれが大きいのではないでしょうか。
主夫化計画には、この昔ながらのジェンダー概念を取り払う必要があります。
そして、「ヒモと呼ばれてもいい!!」くらいの強い信念が必要です。
いくら、家事という労働をしていても、その源となる資金を出しているのは女性です。
精神障害をもって、それでなくても心が弱っている男性にこの覚悟ができるのでしょうか…。
そして女性側。
やはり、女性としては、男性に守られたい、という欲求がありますよね。
「私が食べさせていく!」という男勝りの女性がこの世に何人いるかわかりませんが、
”精神障害を持つ男性”を前にして、「この人を守っていきたい。」と思う女性が現れるでしょうか。
私は、当事者なので、精神障害を持つ男性と接点がたくさんありますが、
一般的に働く女性と接点があるでしょうか。
「主夫になります、付き合ってください!」と言える精神障害者の男性がいるでしょうか。
はたまたそれを受け入れる女性がいるでしょうか。
前編、むすび
この世界は広いです。
いろいろな人がいます。
きっと、こういうマッチングもあると思うんですよね。
前編では、精神障害を持つ男性主夫化計画について問題点を挙げてきましたが、
後編では、私の経験も交えて、結論に至ると信じています‼︎
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
さらばだー!