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統合失調症である私が子育てに奮闘してきた10年を振り返る

お久しぶりすぎて何を書いて良いやらわからないような状況なのですが…笑

どうも、とちこです。 今日は子育てのお話です。 統合失調症である私が子供を産んで10年となります(息子が今年10歳)。 そんな10年間をざっくり振り返ってみます。

これから、子供が欲しいという同じ障害を持つ方の参考になればいいなと思います。


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10年早かった、早すぎた

この10年を振り返るにあたり、最初に思った感想は、

10年ってあっという間だったなぁということ。

本当にいつも一生懸命すぎて、あまり記憶が定かではないくらいです。

この一生懸命がどれだけ子供に伝わっているかわかりませんが、

(伝わって欲しいとか、子供のために頑張ったというのは単なる親のエゴだと思います。)

私なりにやってきたつもりであります。

乳児時代を振り返る

私は、子供が1歳10ヶ月の時に離婚しました。

理由はあえて書きませんが。

子供が乳児の時は、乳児保育園に預けていました。

最初は、「子育てが大変だから手伝って欲しいな。」という理由から、障害者手帳を使って保育園に子供を預けました。

それでも、周りは働いているお母さんたちばかりだし、離婚したし、、、

という理由から就職もしました。

ですから、私の子供は保育園で大きくなったと言っても過言ではありません。

(働くお母さんなら当たり前の感覚かもしれませんが。)


仕事をして保育園に迎えに言って、「あ!ママだ!」とわかって満面の笑みを浮かべる子供に癒された覚えがあります。

そんな我が子を見ながらも、

帰ったら、次の日の保育園の準備やら洗濯やらに気を取られて、

子供と触れ合う時間を一番最初に取らなかった自分を一番後悔しています。

これは、一緒に暮らしていた私の母の言葉ですが、

「子供はね、あんたと離れて過ごして寂しい思いをしてるの。」

「帰ったらまず抱きしめてやるのがフツーでしょう!」

フツーのことができない親として情けなくなったこともあります。

が、そうやって注意を受けて気づきを得ながら手探りで子育てをしていたのが乳児時代でした。


幼少期を振り返る

保育園も年中さんくらいになったころでしょうか。

私の子供が保育園のお友達に怪我をさせてしまいました。

本人は「本当に大変なことをしてしまった。」と思ったようで、

私が保育園に迎えに行った時、ワンワン泣いたのを覚えています。

なぜかその時、「私はこの子の母親なんだな。」って思ったんですよね。

頼られてる、私の姿を見て安心して泣いちゃったんだな。とちょっと嬉しくなったり。


私は、「三つ子の魂百までも」という言葉がありますが、

3歳になるまで一度も子供を怒りませんでした。

悪いことをしなかったのもありますが、親の感情をぶつけて怒るということは、単なる弱いものいじめな気がしたからというのが一つの理由です。

自分より弱い立場の人間に怒りをぶつけて何が楽しいんでしょうか。

単なる理想論と思う方はそう受け止めていただいて結構です。

ただ、私の信念でした。

4歳を過ぎるころからだんだんとヤンチャになり、叱ることはありました。

本当に悪いことをしたときだけ、ビシっと叱りました。

やはり、効果はテキメンでした。

自分は悪いことをしたのだな、と子供も反省しているようでした。

親の感情で怒ったりせず、必要な時だけきちんと叱ることが必要だなとつくづく感じました。


小学校に入ってからを振り返る

小学校に入って、私の子供はなんだか弱弱しくなりました。

最初は張り切って行っていた学校に「吐き気がする。」と言って遅刻したり休んだりするようになりました。

なかなか子供は眠れないようで、一年生のころは毎晩泣いて泣き疲れたから眠るような日々でした。

そんな中で、私は「自分がくじけてはいけない。」という思いが強くなりました。

子供が大変なときに親が動揺ばかりしていてはダメだと思いました。

息子は小児神経内科に通い、お薬を処方してもらってだいぶん落ち着きました。

たまーに休みたくなっていたようですが、三年生が終わろうとしている今、全く学校を休まないし楽しく勉強をしたり友達と遊んだりしています。

やはり、親が落ち着いていないと、余計に子供は不安がります。なにか問題に直面してもどっしりと構えることが必要だと思います。


統合失調症である親として大変だったことなど

ぶっちゃけ、特にないよ!と言いたいところですが…。

健常者のお母さんでも、産後ウツになったり、色々大変。

ただ、統合失調症をもつ私としては、睡眠はしっかりとりたいところ。

そういう点では、同居していた母に大変助けてもらいました。

子供が熱を出して眠れない時なども、私は睡眠薬を飲んで眠らないといけないじゃないですか。

そういった時に協力してくれた母に感謝しています。

昼間も寝たい時とかありますよね?

そんな時も子守をしてもらったり、家族の助けは必要だなと感じました。


むすびにかえて

統合失調症を持つお母さんに必要なことは、ズバリ家族の助けだと思います。

家族の助けがなくては、一人で育てるのは大変だと体験上思います。

私の場合、シングルマザーになってしまったけれど、同居する母に助けてもらいました。

今、私にはかけがえのないパートナーがいるのですが、

今年10歳を迎える子供は、そのパートナーに遊んでもらったり勉強の仕方を教えてもらったり本当に助かっています。


統合失調症を持つお母さんは、感情のコントロールが難しくなったりするかもしれません。

しかし、それを子供にぶつけるようなことはして欲しくないです。

感情のコントロールが難しくなったら、

「お母さん、ちょっと調子が悪いから休んでくるね。」と一言子供に正直に伝えて休んでください。

理由がわかると子供は安心します。

子供自身、お母さん調子悪いんだな、と納得がいきます。

私は、自分の子供に、私の統合失調症という病気のことをオープンにしています。

子供もわかっていて、私に「ゆっくりしていいよ。」「休んでていいよ。」と優しい言葉をかけてくれます。

その「オープンにできる状態」に子供が成長するまでが長いかもしれませんが、

それは、産んだあなたが頑張るときなのかもしれません。

「大変」はずっと続きません。

子供も成長し、知恵を得て、統合失調症である親にどういう対応をしていいか、自分で把握できる年齢になっていきます。


私は、統合失調症がある方でも子を産み、育てて欲しいと思います。

我が子は可愛いです。

それは、世界中のお母さんが思うことではないでしょうか。

ではでは、今日はお開き。

さらばだ!


この本、子供が大好きだったなぁ〜